楽しかったScrum Fest Osaka!
初開催になるScrum Fest Osakaに参加して来ましたー!
これがまた最高のイベントでした!
1日目、2日目、それぞれで参加したセッションについて軽くレポートをして、全体的な感想とかを書こうかなと思います。
ちなみにスポンサー枠での参加です
ほぼ普通にセッション・ネットワーキング・懇親会を楽しみ、ときどき名刺交換がてら会社紹介をしたくらいですがスポンサー枠での参加でした!
アジャイル/DevOpsの導入支援をしているので興味がある方はコチラをどうぞw(大事なことは最初に by ryuzeeさん)
大阪着!
新幹線でガッツリ仕事をしながら向かったところ、軽い電車酔い状態で大阪に到着…
改札を出たあたりで「みんな関西弁やで!」とテンションを持ち返した所で会場入り!
特に意図はないんですが全てHALL Aのセッションに参加したので、席を移動することも無く、全部真ん中の最前列で見ることができました〜
1日目 セッション1
漂う基調講演感。
「SECIモデル」をはじめとても学びが多かったセッションでしたが、個人的に「ライフルマン」の話や「場を作ることがリーダーの大きな能力」が今回気になりポイントでした。
そして恥ずかしながら「The New New Product Development Game」の「New」のかかり方を初めて知りました…
1日目 セッション2
一度もやったことないから実践してみよー!
そしてどっかでパクってやろう!
という気持ちで参加しました。
12人1チームでやったんですが、4スプリント目に破壊的イノベーションを起こそうとテーブルの上に上がった状態でしゅーりょー!
振り返りによる効果を体感できるので今度やってみよう。
1日目 セッション3
めっちゃ楽しかった!
そしてメッセージをすごくシンプルかつ名言っぽくまとめてくれていて頭に残りやすかったー!
みんながまとめてくれた形式知であるプラクティスを実践するというのはSECIモデル的にも王道なのかと思いました。
その経験を通して自分の暗黙知・形式知にして行くことで本質が見えてくる気もしたので。
1日目 セッション4
15minスプリントなのでKPTを1分で書き出してます。
内容は「ねむい」とか「クラフトビール飲み行こう」とか気持ちを吐き出すもので良い。
→みんなも1分半で書き出してみましょう。
→ほらみんなも書けたでしょ!
この頃よく聞く「雑談」に通じるものがある気がして、特に練度の高いチームにはこういうプラクティスの方が合うんだろうなぁと思いました(目的に差がありそう)。
1日目 セッション5
どんなお叱りを受けることができるのかドキドキしてましたが、ガチ説教はryuzeeさんに任せてScrumの絵を描くということに。
なかなか絵で表現するのが難しい!
実際の現場でメンバーそれぞれに書いてもらって認識合わせをするのも面白い気がしました。
次はガチ説教を見てみたい。
2日目 Keynote
コレはなんと表現していいのかw
講演ではなく"公"演!
個人的には「歩み続けよう!」という元気と勇気をもらえる激エモセッションでした!
現場を駆け抜けている及部さん&きょんさんの話だか尚更響くんだろうなぁ。
ちなみにこの公演、RSGTのOSTで出たネタが踏襲されており、更にその上をいくエンターテイメント・ライブ感でした!
このkeynoteは今後聞けないだろうなぁ〜
そしてあの演出・メッセージ・クオリティなどなど、どれだけの時間をかけて準備してくれたのかと思うと感謝しか無いです。
来年のkeynoteはどうするんだろうという変な心配がよぎりましたw
そして及部さん、モブプロ本ありがとうございました!
2日目 セッション2
根岸さんの話もまた最高でした!
戦略・戦術の上にカルチャーを設定する。
カルチャーの定義、それを支える仕組みやプラクティス、カルチャーに責任をもつ人を明確にする、など本当に勉強になりました。
全体性の話も良かった!
自社でも取り組めそうなものがあったので共有したいなぁと思いました。
2日目 セッション3
説教では無いと言ってましたが個人的には良い説教だったと思いますw
個人的にも割とモヤモヤしていた「ゴミの高速生産」や「開発力」の話が出てきて少しモヤモヤが晴れた気がしました。
「心理的安全性」「楽しさ」はもちろん重要なのは言うまでもないんですが、全ての問題の原因をそこに当てはめて思考停止するのはやめて、事実と思われるモノを見つめる強さが必要なんだろうなぁと思いました。
2日目 セッション4
自分の「マネージャー」の解像度が低かったなぁと気づきました。
数多くの**マネージャーを「マネージャー」って一言で片付けていた気がします。
エンジニアリングマネージャーって周りにあまりいなかったのでどんなもんなのか勉強したいなぁと思いました。
また、役割の明確化は重要だと思っていて、役割が明確だからこそ役割を超えた協力ができると思うので、目的がそれなりに異なれば役割を分けるのが良いんだろうなぁ。
2日目 セッション5
SFOの〆!
なんとも優しく柔らかい雰囲気で本当に良いです!
絵が上手いのは言うまでも無いんですが、その絵が現場のガチな状況を表現しているので「なるほど!」がめっちゃ多かったです!
keynoteと同じで現場の話はグッと来るものがあります。
やっぱり現場って良いなぁ…
最後に
こんな最高のイベントを設計してくれた実行委員のみなさま、本当にありがとうございました!
セッションは言うまでもなく、ネットワーキング・ランチ・コーヒー・懇親会、その他演出なども楽しませてもらいました。
RSGTと似た雰囲気はあるけどまた一味違っていて良かったです。
来年もやると言うことなのでまたお邪魔します!
次は登壇できるように精進します。
また、絡ませてもらった皆さまもありがとうございました!
違うイベントでも会うことがあると思いますのでよろしくお願いします!
さらば&おやすみ大阪!
(にしても宇都宮〜大阪は遠い!)
RSGTで転職した話
こんにちはー!
こちらは「Regional Scrum Gathering Tokyo Advent Calendar 2018」の20日目の記事です。
それとこの記事が私の初ブログになります。
昨日のお話
昨日は中村洋さんの「自分なりのRSGTの楽しみ方」でした。
2019では残念ながら裏セッションになるみたいなので「裏セッションの同士での再演セッション!」やらせていただきたいですね! また、先日は私のアジャイル/DevOps相談に乗っていただいた件はありがとうございました!
今日のお話
初めはRSGTでやらせていただく「明日現場で使える!とにかく明るいScrum Patterns 活用ワークショップ」の番宣でもしようかと思っていました。
しかし!!
20日目にもなるとすでに多くの記事が書かているもの…
一緒にワークショップを行う巌さんが9日目「パタンと私」でパターンやワークショップについて書いてくれてました。 更に、13日目には稲野さんが「RSGTとSPaTと私」でワークショップデザインの話やワークショップができるまでの歴史を語ってくれてます。 もうパターンやワークショップの話はお腹いっぱいだろうと言うことで、番宣はお二人にお任せして別の話をします。
というわけで今回の話はズバリ「RSGT de 転職」です!
その前に私について
2018年7月までは宇都宮で大手メーカー系のソフトウェア開発を行なっていました。 ざっくり言うとロボットを制御するようなソフト開発です。 受託メインの会社でしたが、私はメーカーさんに出向して割と自由に仕事をしていました。
仕事と関係ないですが、本日12/20は私の誕生日です!(パチパチパチッ)
WFとScrumと私
メーカーさんに出向していた頃の話です。 最初は例に漏れずWFっぽい開発を行なっていたのですが、きっかけは完全に忘れましたが「Scrum」ってやつをやってみることになりました。 自分たちがパイロットチームです。 有識者不在という状況で、リーダーさんと私は本を読んだりインターネットで調べたりしながら「あーでもないこーでもない」と言いながら少しずつカイゼンをしていきました。 今考えてみるとScrum云々は置いといて、良いメンバーと楽しく仕事やれてたなぁと思います。
RSGTと私
Scrumを始めた直後は特に悩みが多かったこともあり、他の事例やベストプラクティスなどは気になる年頃でした。 であれば国内最大級のScrumイベントに行けば色々聞けるだろう、という安易な気持ちでRSGTに参加したのがRSGTと私との出会いでした。
正直、この時は登壇されている有名な方ですらあまり知りませんでした。 それ故に、数少ない自分が知っている人が出た時は
「うぉぉぉおおお!いつも見てるあの記事の著者やんけー!!」
とテンションアゲアゲで見ていた記憶があります。
急ですがRSGTの好きな所
ここで突然ですが私が思うRSGTの良いところをお伝えします。
年初からテンションが上がる
ワークショップで出会いがある
夜の飲み会で更なる出会いが!
参加者・登壇者・スタッフ全員楽しい感!
1.年初からテンションが上がる
魅力的なセッション、それを話す魅力的な発表者! 数多くの「なるほど」「ですよねー」「その手があったか」「ウケルー」を頭に詰め込み、「今年はこんなことにチャレンジしてみようかな!」という前向きな気持ちを充電出来ます。
2.ワークショップで出会いがある
セッションだけではなく、LT、ワークショップ、OST、それに廊下、どこにいても楽しげなのがRSGTです。 特に初参加の方にオススメしたいのはワークショップです。 廊下でいきなり話すのはハードルが高いですが、目的やルールが決まっているワークショップは隣の人やチームの人と楽しく話すことができます。
3.夜の飲み会で更なる出会いが!
出会い推しになってしまいますが、RSGTは毎日1階のお店で飲み会があります。 1日目、2日目は予定を空けておいて飲み会に行くのが吉です。
4.参加者・登壇者・スタッフ全員楽しい感!
運営の方あってのRSGTであることは言うまでもないありませんが、登壇者・参加者・スポンサー、みんなで楽しいイベントを作ろうとしているのがとても感じられます。 良いイベントというか、チームというか、コミュニティですね!
話は戻ってジョブボード
直前でも「出会い」の話をしましたが、人だけではなく新しい仕事との出会いもあります。 その出会いを円滑にしてくれるのがジョブボードです。
「こんな人材募集してます」と記載した紙や「私はこんな人です」を記載した名刺をジョブボードに貼り付けておき、ボードを見た人は、募集されているスキルや、FA宣言している選手情報を確認します。 幸運にもお互いの求めるものがマッチすれば、連絡を取り合い、気が合えばカップル成立になります。
ジョブボードに貼ったった!
かなり名刺が貼られまくりで盛り上がっていたジョブボード。 「乗るしかない、このビッグウェーブに」というノリで名刺を貼ってみることにしました。
が、名刺がない… 前日の飲み会で尽きてしまったのを思い出す… そこは変化への適応ということで、付箋に「笹健太です。元気はあります。」と書いて貼り付けました。 会社名とかも書かず、完全にノリで乗っかった感じです。
待ち人来たる
その後、普通にセッションを見ていた時にLINEの通知が来ました。 宇都宮の先輩からのLINEで「お前、なんだこれ」と写真が一枚添付されていました。 先ほど自分が貼った付箋の上に「連絡ください」と書かれたメッセージ付き名刺が貼られた写真でした! 転職活動が社内の先輩にバレたことは一旦置いといて…
その時に名刺をくれたのがクリエーションラインの安田さんでした。 ちなみに安田さんはアドベントカレンダー6日目担当でRSGTとリッチが好きすぎる話をしています。 「Regional Scrum Gathering Tokyoにスポンサーとして参加して良い企業文化が生まれた話」 ※スポンサーの話は多分ありません
そして転職へ…
色々悩んだのですが、「良い雰囲気で楽しく自分の力を発揮できそうな会社だな」というのが決め手になって、今年の8月にクリエーションラインという会社に転職しました。 今は開発からは離れ、DevOpsやアジャイルの導入支援やKubernetesのトレーニングを行ったりしています。 正直、開発から離れるのは寂しいものの、新しい領域での挑戦はそれ以上にやり甲斐があります。 開発から離れたものの、宇都宮からは離れず、新幹線通い 時々 在宅勤務 で自由に働かせてもらってます。 ちなみに、クリエーションラインはRSGTのスポンサーにもなっているので是非ブースにお立ち寄りください。
セッション以外も遊び尽くせ!
というわけで私が言いたいことは、セッション以外にも楽しい催しがたくさんあるので楽しみましょう!ってことです。 別に転職はどうでも良いのですが、廊下、飲み会、Coaches’ Clinic、ジョブボード… 会場全体が学びと出会いのフィールドです! 個人的にはRSGT2018でフルボッコにされたOSTも楽しみですw
その他
番宣ですが同じ大崎ブライトコアでDevOpsDaysTokyoが開催されます! ただ今プロポーザルを募集中ですので興味ある方はよろしくお願いしまーす。
明日のアドベントカレンダーは…
ヴァッサーさんの「スポンサーブースでゲームをやる宣伝」です。 実はヴァッサーさんと初めて会ったのも2018年のRSGTでした(お互いその時は知りませんでした)。 今では仕事でも絡んだりしていて、年齢、結婚時期が同じ(今年10周年)といった共通点も見つかっております。 個人情報の流出はこの辺にしてそろそろ終了にさせていただきます…
それではRSGT2019でお会いしましょう!それでは!!